コラーゲンの衝撃的な真実 その2

コラーゲンは分子量が大きいので肌の表面で保湿効果は示しても、
皮膚の中に吸収されることはありません。

コラーゲンは口から摂取し、体内で消化酵素により分解され
アミノ酸数個のペプチドになってはじめて、腸管で吸収されるようになります。

すなわち分解能の高いコラーゲンは、吸収率が高いことになります。

コラーゲンは大別すると動物由来と魚由来に分けられ、
動物由来は豚皮から取れた豚コラーゲンが大半を占めます。

そして2003年に焼津水産化学工業により発表された学術データ
(Food Style 2003.2 85-88)によると、
豚コラーゲンは魚由来の魚コラーゲンの7分の1の
分解能しか示していないことがわかっています。

コラーゲンは体内でアミノ酸ペプチドに分解されてはじめて腸管から吸収されるので
言い換えると、魚コラーゲンは豚コラーゲンと比べた時、
約7倍吸収率が優れていることになります。

つまり、魚コラーゲンのほうが動物(豚)コラーゲンに比べて
優れているということが言えます。

では魚コラーゲンなら何でもいいのでしょうか?

魚コラーゲンには、主に魚皮由来とウロコ由来があります。
今市販されている魚コラーゲンの大半はウロコ由来です。
そしてウロコには、テラピア(アマゾンの淡水魚でウロコが大きい)という
養殖魚のウロコを用いることが一般のようです。

さらにこの養殖魚は主に中国産で、
魚皮と比べて価格は半分以下と安いのです。
中国産はご存知の通り抗生物質や防腐剤が多量に使用されています。

価格が1か月分で2,000-3,000円台の魚コラーゲンは
ウロコ由来と思って間違いないでしょう。
魚皮は天然なのでとてもこの価格で販売できませんから。

安いのはいいことですが、ここで問題なのは、
精製の際にウロコを溶かす方法にあります。

魚皮は柔らかいので加熱と酵素処理で分解してコラーゲンを精製します。
ウロコは硬いので加熱しても酵素処理でも溶けません。
ウロコを溶かさないとコラーゲンを抽出できません。
ウロコを溶かすために塩酸を使用するのです。

塩酸で溶かすと二つの大きな問題が発生します。
一つ目は残留塩酸です。 
二つ目はもっと深刻です。
塩酸はウロコを溶かすだけでなく、コラーゲン自体も溶かすのです。

私がウロココラーゲンについて疑問を感じたのは、
魚皮もウロコも同じⅠ型コラーゲンなのに
何故効果が異なるのかということでした。

その謎はプラセンタ(胎盤)の研究で氷解しました。
次回は、私のプラセンタ研究からわかった事をご報告します。

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