どうして胃ガンになるのか?

胃潰瘍から胃ガンになると信じている方が多いようですが、
そうではありません。

胃ガンはポリープから発生するとか、
ピロリ菌を除菌すれば胃ガンにならないと考えている方も多いようですが、
それらはすべて誤りです。

胃のポリープは、ほとんどガン化することはありません。
胃潰瘍もガン化することはありません。

ピロリ菌を除菌しても胃ガンは発生します。
ピロリ菌陰性の胃ガンは稀ではありません。

それでは胃ガンはどうしてなるのでしょうか?

答えは慢性胃炎からです。

しかし、慢性胃炎の全てがガン化するわけではありません。
ガン化しやすい慢性胃炎と、そうでない慢性胃炎があります。

どのようにして見分けるのでしょうか?
肉眼で見分けられるでしょうか? それはできません。

生体検査で胃粘膜を採取して、
顕微鏡で細胞の変化を観察して初めて分かるのです。

慢性萎縮性胃炎という病気があります。
慢性萎縮性胃炎が進行すると肉眼でもすぐ分かります。

萎縮性変化とは、胃粘膜が薄くなることです。
胃粘膜が薄くなると粘膜の下にある血管が透けて見ることが出来ます。

しかし、初期は肉眼で確認することはできません。
加齢現象とも言われ、多くの高齢者(60代以降)の胃は萎縮に傾くと言われています。
高齢者に胃ガンが多く発生するのは、このためだと言われています。

しかし萎縮は高齢者だけではなく、若者にも見られます。
彼らの食生活を聞き取りするとファーストフードやコンビニ弁当、
またコンビニのおにぎりを日常的に食している人が圧倒的です。

2007年9月に投稿した新日本橋石井クリニックの記事一覧

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