プラセンタ療法について

<1>プラセンタについて

A)母なる胎盤の神秘・プラセンタを用いたプラセンタ療法とは?
プラセンタ=胎盤です。
胎盤は目に見えない大きさの受精卵からわずか10ヶ月で3000gのあかちゃんに育て上げる、驚くべき働きをもつ臓器です。
胎盤は、古くはギリシャ・ヒポクラテスや、エジプト・クレオパトラの時代から使用されてきました。
当時から体力回復や強壮、強精、強肝に効果のある不老長寿の薬として服用されています。秦の始皇帝は不老長寿の妙薬として胎盤を食べていました。本草綱目という中国の3000年前の古典には紫河車として胎盤が記載されています。しかし、胎盤を食べるのでは大部分が胃内の塩酸で消化されてしまい体内に入るのはほんのわずかでした。この胎盤から抽出した成分をプラセンタエキスとして注射することにより理想的な効果が得られます。

当クリニックでは、妊娠時にウイルス性肝炎、HIVなどの感染症に対して厳重な検査を受け海外渡航暦のない健康な妊婦の胎盤を同意を得た上で出産後に回収し、製薬会社の厳重かつ特殊な滅菌工程を経た高品質のプラセンタエキス剤のみを使用してます。

B)プラセンタの働き
現在ではプラセンタには、ホルモン調整機能や免疫力抵抗力の向上、新陳代謝や血液循環の改善、また炎症を抑え、自律神経を調整するなどの作用があることが知られています。

また、プラセンタには活性酸素除去作用があり、活性酸素を減少させ、その悪しき働きを抑制します。また多くの再生因子(ペプチド、糖タンパクなど)により、肝臓をはじめとする内臓臓器の再生を促します。
ガンにはその強力な免疫力が延命やがんマーカー値低下に効果的に働くことが確認されています。
体内で必要なステロイドホルモンの生成の材料が含まれ、異常なサイトカインを抑制する天然の免疫抑制物質も含有すると言われています。

<2>プラセンタ療法が効果的な病気について

A)B型C型慢性肝炎(肝臓疾患)
B型肝炎やC型慢性肝炎は進行性の病気で肝硬変から肝細胞がんに至る非常に怖い感染症です。従来インターフェロン療法が一般的ですが、プラセンタ皮下注射は、肝臓の再生因子を大量に体内に取り込むことにより、肝臓細胞の再生を促します。併せて肝障害の改善や、免疫力が増強することで肝炎ウイルス量が減少する症例なども多く見受けられました。
プラセンタ皮下注射の最大の利点は、インターフェロンのような副作用がないことです。
インターフェロンと併用することで、インターフェロンの副作用が軽減されるなどの報告もありました。
そしてインターフェロンと比べ、プラセンタ皮下注射で効果が現れた方も多く認められました。
肝硬変の方でも、残存する肝細胞の再生により、症状軽減したり肝機能の改善が認められました。
肝臓疾患に対してプラセンタ皮下注射は、有効な治療法だと思われます。

B)アトピー性皮膚炎
通常、皮膚の下にはリンパ球が存在し、異物に対して攻撃を仕掛けて肌を守ります。アトピー性皮膚炎の方は体内に免疫異常を起こすリンパ球が出現、増殖し、正常な人では反応しないスギ花粉やダニの死骸などに過剰な反応を起こす疾患です。

抗アレルギー剤や、ステロイド剤は、対症療法にしか過ぎません。
この免疫異常を起こしたリンパ球を体内から排除しない限り、根本的な症状は改善されません。
プラセンタには多くの再生因子が含まれており、それが皮膚の再生を促進させ異常なリンパ球を排除すると言われています。プラセンタ皮下注射を続けることで、異常なリンパ球が減少し、アトピー性皮膚炎が根本的に治っていきます。

C)アレルギー性鼻炎
鼻の粘膜が、花粉など異物による過敏反応を起こすことで、体内からの異常な働きをするリンパ球が増加して起こる疾患です。
プラセンタ皮下注射により、異常な働きをするリンパ球が減少するため、最も改善効果がみられやすい疾患です。

D)気管支喘息
異常なリンパ球が、気管支粘膜でヒスタミンなどの物質を過剰に放出するため、気管支粘膜が浮腫になり、空気の通り道が細くなり、息苦しくなった疾患です。プラセンタ皮下注射により、この異常なリンパ球が減少、消失するので、薬や吸入薬から離脱でき、発作が起こらなくなります。

E)慢性関節リウマチ
異常なリンパ球が、関節をターゲットにして関節を蝕んでいきます。プラセンタ皮下注射により、この異常なリンパ球が減少することで、関節痛が治まってきます。

F)潰瘍性大腸炎、クローン病
異常なリンパ球が、大腸や、小腸粘膜をターゲットとして、攻撃される疾患です。プラセンタ皮下注射により、ペンタサやステロイドから離脱でき、その後も大腸内視鏡で再発を認めていない症例が大多数見られています。

G)脳脊髄液減少症について
脳脊髄液減少症とは、むち打ちの後遺症として近年病態が明らかになった疾患です。脊髄液がマイクロリーク(目に見えない穴から脊髄液が漏れること)のため漏出して脊髄液圧が減少して頭痛やめまいが起こることが分かってきました。治療法としてはブラッドパッチといって血液を硬膜外に注入して栓をすることがおこなわれていますが、全例に有効ではなく治療困難な症例が多いのです。
プラセンタ皮下注射により、プラセンタが含有する、神経再生因子、繊維芽細胞再生因子などの多くの再生因子が、硬膜の髄液漏れを起こしている損傷部位を再生し、修復します。
さらに、ダメージを受けた脳脊髄の組織も再生するため、諸症状が消失してきます。
ブラッドパッチとの併用も可能です。またブラッドパッチが無効であった症例も治癒例が多くあります。
中には、髄液漏れが止まると一時的に髄液圧が上昇するためか、症状が悪化するケースがあります。
しかし、治療を継続することで、症状の悪化も治まってきます。

H)慢性疼痛、靭帯、関節、慢性の筋肉痛
慢性の疼痛や、靭帯、関節、慢性の筋肉痛は、特に体の限界に挑むスポーツ選手の方々など、さまざまな障害を抱えている方も多くいます。プラセンタ皮下注射により、損傷を受けている組織が再生して、治癒するケースが多いようです。
また、反射神経、動体視力のUP、筋力の増強、疲労除去など、スポーツ競技の運動能力が格段にアップした例も多数あります。全身、運動能力の若返り、もしくはパワーアップを目的に治療される方も多くいます。

I)肌のシミ、シワやたるみ、アンチエイジング
プラセンタは、表皮及び真皮のメラニン色素の生成を抑えるとともに、メラニン色素を含む細胞の排出を促すことで、シミやシワの予防や改善に対して有効に作用することが確認されています。

プラセンタの色素沈着を防ぐ効能はシミだけでなく、肌を白く保つ美白にも著しい効果が認められています。
また、プラセンタは皮膚からも浸透し、線維芽細胞に働きかけて活性化します。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の量を増やすとともに、新旧細胞の交換を促し、肌の柔軟性や弾力性を取り戻し、深いシワやたるみを修復させます。

<3>その他の効果

>>プラセンタの治療効果があるとされる疾患は以下の通りです。

・がんの延命、予防
・脳脊髄液減少症
・脳梗塞後遺症
・心筋梗塞後遺症、狭心症
・糖尿病
・潰瘍性大腸炎
・クロ-ン病
・胃十二指腸潰瘍
・肝硬変、B型肝炎、C型肝炎
・慢性膵炎
・便秘症
・不眠症
・膠原病、リウマチ
・高脂血症
・高血圧症、低血圧症
・自律神経失調症
・慢性疲労症候群
・精力減退
・勃起不全
・アレルギー性鼻炎
・慢性気管支炎、気管支喘息
・パーキンソン氏病
・片頭痛、慢性頭痛
・五十肩、肩こり
・椎間板ヘルニア、腰椎椎間関節症、腰部脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、脊椎分離・すべり症
・坐骨神経痛、変形性膝関節症
・月経痛、つわり、月経困難症、月経前緊張症(PMS)
・子宮内膜症、不妊症、習慣性流産
・冷え性、夜尿症
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘
・しもやけ、あかぎれ
・円形脱毛症
・じんま疹、乾癬(かんせん)
・うつ病、てんかん
・前立腺肥大
・白内障、視力低下
・メニエル病
・歯槽膿漏

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2012年6月に投稿した新日本橋石井クリニックの記事一覧

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